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zoom RSS 後半の成長曲線

<<   作成日時 : 2013/02/04 21:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 10

先日のBE−KUWA「GB養成プロジェクト」を見て、そんな単純には?と思ってしまいました。まあわかりやすく書くことが主眼だとは思います。でも、それなら理論的には低温で引っ張れば、みんな大きくなることになります。恒温環境で蛹化、羽化フェーズを迎える種は、低めの温度で待てば良いわけですが、温度差が必要なオクワは単純ではないですよね。それ以外も考えるべき要素はいくつかあります。

早期羽化だとサイズが小さくなるので、ある程度飼育期間が必要なのはわかります。今年も12月〜1月に早期羽化した個体が出ました。幼虫体重は28〜32g、蛹体重は20g台、30g強の素質があるとすると、蛹体重の期待値は23〜4g、だいたい2〜4g足りなかったことになります。♂で言えば、5月〜6月に羽化させようと思っていたので、4〜5ケ月早かった、ではその間の2〜4gはどういう成長曲線なんでしょう。

普通に考えると時間と共に成長スピードは落ちる、今回は2本目で羽化した個体ばかり、逆算すると1本目と合わせて投入から4〜5ケ月でスイッチが入ったことになります。いってしまえばその2〜4gは約8ケ月の後半の増分、かなり緩やかな成長曲線と言えます。それも6〜7ケ月目くらいにはほぼ安定、私はだいたい8ケ月目くらいで温度を上げますが、まあ最後の1ケ月で1g増えることはそうそうない、この時期は食べるというより、お腹に残った糞から最後の栄養を少し絞りとる程度と見ています。あくまで仮説ですよ(笑)。

私も昔は大きな幼虫ほど成熟も遅いだろうしということで多少長めに引っ張ったりもしました。でも、自然界と違う高栄養のエサ、長い秋、そんなに時間がかかるようには思えません。それよりも成長曲線を気にします。1本目20gくらいで2本目で10g以上伸びるような個体なら多少引っ張っても、1本目で既に30オーバー、2本目で5gも伸びていないなら必要ないという見方です。最初から大きい個体は最後の伸びがそんなに違うように見えないのです。

でも、それだけでもないですよね。中には十分飼育期間をとったのに、えっ!という小さい個体もいます。菌糸瓶の状態の悪かった個体、高添加などで拒食状態に陥った個体、遺伝的に吸収力の弱い個体、いろいろなケースが考えられます。なかなか原因特定は難しいのですが、一般的には温度や飼育期間を気にされる方が多いかな?でも私は温度や飼育期間と思う時は少ないです。久留米のように成長曲線が緩やかな血統はわかりませんが、うちで投入から6ケ月以上掛けてコレ!というのは別の問題を感じます。

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コメント(10件)

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す〜やん様

おはようございます。
あの記事は、昆虫の完全変体の原因をホルモンの働きを通じて解説し、ホルモンの変化を要因を温度に求めたものと思います。

おっしゃる通り、極めて単純化され、変数は温度のみ、あとは所与としたモデルですのであのままやってもうまくいかないでしょうし、もしかしたらセミブリーダー養成プロジェクトになるかもしれません。

恐らく色々な要素は割愛し、大まかなガイドライン、変体が起こる仕組みを解説し、温度管理の基本的な理想傾向を示されたのだと考えました。

考えた方は本当にすごいですね。あの様に成長、蛹化、羽化の原因を突き止めてしまうのですから、驚きました。

ベルクカッツェ
ベルクカッツェ
2013/02/05 05:39
別の問題点を考える。
何となくですが問題点が見えています。

クワ友さんとの管理方法における会話の中にヒントがありました。

チョネ
2013/02/05 08:32
こんにちは。
成長って意味では2年1化程成長するのは最大だと思いますが、以前1本目の交換で25gの幼虫が2本目の交換で27gになり3本目で26g、4本目で25g、5本目で25gで羽化しましたが75mmと全然普通でした。
す〜やんさんが言うように、ある程度に達すると曲線が水平になるのだと思います。
では、最大幼虫を出す一番短い期間は?何ヶ月間の幼虫生活が良いのでしょうね?
♀は2本返しで2月羽化でも問題が無いように感じています。
pax
2013/02/05 09:37
す〜やんさん、こんにちは
まあ低温管理も難しいですね。
体重のMAXでも色々ありますからね。
身が詰った幼虫は、半年以上掛かりますね。
以前久留米で低温管理した時は絶望だけが残りました。笑
nabe
2013/02/05 09:50
す〜やんさんの意見を読んで…飼育って本当に難しいなぁと思ってしまいます。この辺がトップブリーダーの方々はそれぞれの方法を持っていらっしゃるのではないか?と思っています。
今期の羽化状態で…自分なりに言える部分が出てくるような気がしています。
同じ環境で育てても、セミもいたし、84,6mmにもなった個体もいた昨年の結果だけみれば…まだまだ修行が私は足りないという結論です。
勉強になっています。
じろう
2013/02/05 16:35
ベルクカッツェさん こんばんは

言ってることはわかるんですけどねぇ。今のギネスはオオクワといい、パラワンといい、別の要素が大きくなっています。オキマルは要素が入っていますが次元が違う、基本は必要ですが、応用が難しいという感じでしょうか?
す〜やん
2013/02/05 20:24
チョネさん こんばんは

皆さんの実績やブログなどに大きなヒントがありますね。そこから勝手に仮説を立てたりします(笑)。でも、複数の要素が絡み複雑なのでなかなか思っても決め付けることが出来ません。
す〜やん
2013/02/05 20:25
paxさん こんばんは

セミ化幼虫は体重がいったん増えた後は微減から横這いですね。それは私も同じ見方で、この話の理論的根拠の1つになっています。

私も6月投入で2月羽化でもMAXになっている個体はいると思います。スイッチが入って羽化まで約3ケ月、投入から6ケ月が1つの目安のような気がします。でも個体差がありますからね。どうしても投入から8ケ月が1つの目安になります。
す〜やん
2013/02/05 20:32
nabeさん こんばんは

低温ダメでしたか?久留米は少し違う見方が必要なんでしょうね。

私も流石に6ケ月で羽化モードには出来ません。冬温度がそこからです。結果的に8ケ月が目安になってしまいます。
す〜やん
2013/02/05 20:34
じろうさん こんばんは

今まで痛い思いをしてきただけです。じろうさんもこれからですよ(笑)。

paxさんが言われるように、そんなに期間はいらないと思う時もあれば、短かったかと思う時もあります。産地でも違うし、個体差もありますが、能勢、川西に関しては、後半伸び型は少ない感じがします。
す〜やん
2013/02/05 20:35

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