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zoom RSS 遺伝子の3要素と新系統

<<   作成日時 : 2013/07/30 22:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 8

よくオフ会でも添加剤の話が出ますが、昨今の状況を見ると必ずしも高添加が好まれているわけではないようです。まあ、奈良輪さんところでアレだけの幼虫が出ていますからね。高添加で大きくなるということは私もないと思っています。大きくならないとは思いませんが、上手くいっても二本目交換時点で同じ、私の中ではリスクの方が大きいです。

仮に系統により高添加に合う、合わないがあるとすれば、基本的にはバクテリアの差だと思います。一般的に言われることですが、オオクワはバクテリアの力を借りて、菌糸瓶から養分を吸収している、菌糸瓶はアミノ酸の元である窒素を固定しますが、これを吸収するのもバクテリアの力があっての話、恐らくバクテリアの中には添加剤の蛋白を分解するするものもあるでしょう。系統によりそれを持っているものと、持ってないものに差が出る可能性があることは否定出来ません。

そういう個体を買うのも方法ですが、保有するバクテリアまではわかりません。でもバクテリアがあるなら簡単に取り込む方法はあります。私がやっていような食痕を次のブリードに使う方法、高添加で大きくなった個体の食痕を混ぜれば、比較的簡単にバクテリアを幼虫に引き継ぐことは可能です。まあ、中には良くないバクテリアもあるので、大きくなった、或いは状態の良さそうな食痕だけに絞る必要はあるでしょう。

でも、だからと言って大きくなるわけではないでしょう。最も大きな問題は遺伝ですが、私は3つの視点が必要だと思っています。1つは単なるメタボかもしれませんが、栄養を吸収する素質、2つめは吸収した栄養をサイズに出来る素質、最後3つめは前の2つの素質の邪魔をする悪性遺伝子の排除、この3つがないと大きくならないというのが私の見方です。バクテリアの問題はあくまでその補助要素だと思っています。

Wildに近い個体は、1つめ、2つめのベースがない、3つめも枯渇産地では難しい面があります。川西G系は1つめは問題なし、でも2つめが能勢・久留米と比べて弱く、3つめも系統によってかなり目出ちます。久留米は1つめは川西よりも弱めかな(まあ川西の巨大幼虫は3つめの弊害の可能性も否定できませんが)?また久留米は最近は3つめの悪影響が大きくなっている気がします。相対的にYGが勝っているのは確率的にこの3要素を満足する個体が多いからだろうと見ています。

川西新系統のブリードスタイルはここからきています。Wildだけでは3要素を満たす個体を出すのが難しい、川西Gとマツノ川西の掛け合わせだけでは3つめの解消に目途が立ちません。よって累代の浅いWild系とうちのメインを掛けることで3つめの解消を図りつつ、1つめ、2つめをより良く出来ないかと...やった感触では1つめは何とかなりますね。2つめは難しいんですが、まあ元々それが良くない川西ですからねえ。

これに能勢または久留米を混ぜれば2も良くなるとは思います。でも、それでは易きに走り過ぎ、ちょっと節操がない、ということで川西だけで新たな系統の確立を目指しています。まあ、1つめだけでも継承が容易だったのは幸いしました。でも、太る=サイズでないですから、これからは還元率からアプローチしたいです。恐らくすぐに大顎は難しい、まずはボディの還元率を上げたいと思っています。昨シーズンの川西1番にはそこから期待しています。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
オフ会議題として実に興味深い題材ですね。

我が家は久留米ですので、
高添加といわれている菌床ボトルで大きく育つ、能勢幼虫の喰痕状態が分かりません。
やはり川西とは異なる?
川西の系統にもよる?

この辺りはまたオフ会で。(^-^)/
チョネ
2013/07/31 17:37
す〜やんさん、こんばんは
能勢と川西は似てますが、羽化サイズは天と地です。
還元率も結果論なので羽化するまで疑心暗鬼になります。
個人的には、幼虫体重で羽化してくれれば楽です。
nabe
2013/07/31 19:23
チョネさん こんばんは

この話はオフ会などの話から自分なりに解釈した結果です。小さいWild系と掛けても大きい幼虫は出るので、あながち間違いではないと思います。

8月は皆さん比較的空きの時期でしょうし、納涼会といきましょうか。
す〜やん
2013/07/31 23:12
nabeさん こんばんは

幼虫体重はそんな変わりませんからね。やっぱり2の要素は大きいです。

このところ話をしている昨年の川西1番は個体差なく還元率が良いので、かなり期待しています。
す〜やん
2013/07/31 23:15
こんばんは。
私は、添加剤次第で幼虫が大きく育つのではないか、
と思ってます。
(ただし羽化サイズに直結するかどうかは別問題)
ただ、幼虫に直接効くのではなく、バクテリアに効くと思っています。
まぁ、裏付けほどのデータはありませんので、想像の域を出ませんが(苦笑)

hamashin
2013/07/31 23:45
hamashinさん こんにちは

今の見解はそうですが、私もまだ1本目は多少添加剤多めですし、最終結論は得ていません。出せないかもしれません。

元々添加剤は菌床への栄養、これがないと雑菌も繁殖しやすくなります。蛋白が成長にどう左右するかわかりませんが、バクテリアの存在で多少の取り込みはあるとは思っています。ただ半年でだいたいMAX体重ですし、高添加でなくても十分栄養素を満たしているのではないかと見ています。
す〜やん
2013/08/01 12:19
す〜やん様

添加剤というのは、菌糸の再生には必要ですが幼虫が食べているのか?というのはずっと疑問でした。

そもそも幼虫の口にははいつても食べているのは、消化吸収できるのは菌糸ということであれば入れてもあまり効果はないのでは?と思ってしまいます。

いったい幼虫は何を食べて(吸収して)いるのだろうか?と虫に聞いてみたいのです。

ベルクカッツェ
2013/08/10 07:34
ベルクカッツェさん こんばんは

実際何をどこまで栄養として取り入れているんでしょうね。

菌糸瓶3本もあれが栄養としては十分とは思います。実際3本目はほとんど食べませんから高添加でなくてもいいとは思います。
す〜やん
2013/08/11 22:08

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