苦戦

このところ割り出しでバタバタしていながら、思うように採れず、少し心が折れました。土曜日はふて寝してしまいました。というのも5頭前後が多くて数が集まりません。産む産まないがはっきりしていれば、割り切りも出来るんですが、こういう中途半端は精神衛生上よくないです。

10頭以上があと3つあればほぼ目標がクリアできそうなんですが、齧り状態をみても、産んでるのか産んでないのかはっきりしない、平均5頭くらいだとあといくつセットすべきなのかという感じで先が見えません。何でかなあ。1回目で産んだラインでもそんな感じで、先が見えないのが辛いです。1ラインでいいので20頭くらい採れると気持ちの上では楽になるのですが、それが採れる気がしない。まあ、今年はプロジェクトもあるし、無理して採るのはやめるかな。

♂の掘り出しは少し進めましたが、びっくりするようなのは出ていません。最近は88mmがマストという感覚で、87mmでまずまずと、実力以上に求めてしまってますね。今年は川西で88mm確保出来ましたし、これで良しとしましょう。

川西1-2ライン №7
1本目 37.5g
2本目 42.0g
蛹体重 29.8g
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羽パカでした

残念ながら29.9gの蛹は、羽パカでした。内翅も伸びたまま納まりません。そんな感じには見えなかったんですけどねえ。サイズも88mmあるかないかで、大きくありません。あとは蛹堀りしてないのもあるので他の個体に期待ですが、どうでしょう。今年も89mm以上は難しそうです。

一方27gくらいの蛹で88mm届くかどうかという個体がいます。ですから29g台の蛹でであれば90mmも目指せるとは思います。問題はサイズになる形状の個体が出るかということ、27g台の蛹でも結構バラつきはあるので、29gとなると確率的にも悪くなる、まだうちでは安定して88mm以上が出る土台がないということでしょう。

それより、全般的に完品羽化が少ない感じ、無事羽化しても、少し翅がゆがんだり、ピンホールがあったり、余り良い感じがしません。毎年ラインによって酷いのもいますが、今年はどれも何等か事故がある感じです。それなりにラインは選んだつもりでしたが、なかなか当たりの種親を探すのは難しいです。

第2陣の割り出しは、良くない意味で想定通り、4ラインで30頭ちょっと、爆産も困るんですが、15頭くらい産むラインがもう少しないとなかなか頭数が揃いません。追加で組んだラインも産む気無しばかりで、黄色信号といったところ、まあ今でも計画より20頭くらい少ない感じなので、致命傷ではありませんが、なかなかすんなりはいきません。

最後保険でもう少しラインを組みますかねえ。

川西は無事羽化

皆さんも同じだと思いますが、6月は結構ハードです。今週もゴルフ練習に行く時間もなく、あっと言う間に終わりました。昨日は第一陣の投入、今日は堀出しとエサ替え、それ以外に買い物も、夏スーツ1着、綿パンもオシャカに、私服は未だに30年以上前のも着ていますが、流石に着る服がなくなったので買ってきました。うちもクールビズですが、私は真夏も上着は着ます。ポケットにいろいろ入れるので、このスタイルは定年まで変えるつもりはないです。

第一陣は全部産みましたが(1頭だけというのいますが)、産卵第二陣以降は、産まない♀がかなりいます。1回目産んだ♀でも2回目で産まないケースも多い、温度管理には気を使っていますが、何が悪いんだろう、交尾から時間を空け過ぎるのも良くないのかなあ。

まあ、今年はプロジェクトが60頭あるので、自己ブリは150~60あればいい、川西は余り予備♀がいないし、無理してとっても仕方がない、ダメでも今週セット分で打ち切りにしますが、それなりにセットはするので、まあ何とかなるでしょう。

羽化の方は先週から今週にかけてがピークでしょうか。場所もないので早めに羽化した個体から掘り出していますが、余り大きくない、85~6mmは出ますが、87mmから先はやっぱりハードルが高いです。川西は今いちで、蛹の還元率の悪かったのが多かったし、平均的には去年より悪いかも、ただ例の29.8gの蛹は無事羽化していました。尻出しかもと思ってましたが、思ったよりお腹の納まりも早い、川西自己ギネスの更新は間違いないですが、88mmは少し切りそうです。見ればタラレバになりますが、うちの川西としては上出来でしょう。

29.9gの能勢の蛹は、昨日か今日辺り羽化ししていると思いますが、見るとサイズを測りたくなるので見ないようにしています。まあ最低1週間は間をあけませんとね。

やっぱり今年も

GW出勤の代休を金曜日に取得し、せっせと割り出しをやりました。ちょっと今回は材が固いので1本あたり1時間以上かかるのもありました。何とか第一陣は終えましたが、休みがなかったら終わらなかったと思います。

さて、爆産かもと言っていた割出しですが、甘かったです。プロジェクトの方は、予備含めて4ライン設置しましたが、若干足りない、幼虫が1つしか取れなかったラインがあって、当てが外れました。空砲の多いラインでした。一応試し割はしたし、羽化痕もあったので安心してたんですが、もうちょっと試し割をしておくべきでした。でも試し割で卵を潰してしまうケースもあって、いけると思ったらそこまで見ません。たまたま卵を見つけてしまったのが失敗です。

予備ラインも孵化しない卵が多かったので余り使いたくない、リカバリーは掛けてあるので大丈夫とは思いますが、今回は一発で行きたかったんですけどねえ。まあ、仕方がないです。

自己ブリラインの第一陣は7ラインですが、こちらも100頭くらいいっちゃうかなと思いきや、50頭、こちらも1頭しか採れないラインがありました。あと孵化しない有精卵もチョロチョロあって、余り良い感じはしません。少し慎重すぎたかなあ?私は飼育数が少ない分ライン数をしっかり取りたいので、15頭くらい採れるかと思った時点で打ち切りましたが、それでも20頭くらい行ってしまうことも多いんですけどねえ。もうちょっと攻めても良かったかもしれません。

気になって第二陣の7ラインを確認しましたが、こちらは第一陣より悪そうで、まともに採れそうなのは3ラインくらいか。このままだと100頭くらいで終わってしまうので、急遽追加でラインを組みました。とはいえ孵化しない有精卵が2割以上出るようなラインは、いくら期待のラインでも再セットはしません。空砲の多いラインも当てには出来ないので、予備ライン+期待ラインの再セットで帳尻を合わせます。

やっぱり今年も最終投入は7月上旬までかかりそうです。

蛹時点の還元率考察

毎年蛹を掘っては還元率を気にしているす~やんですが、ざっくり理想としているのは最大幼虫体重に対して蛹体重が75%以上の還元率、但し、これは明確な定義が難しい指標です。当然のことながら少し暴れて幼虫体重が落ちていれば、還元率は良くなる可能性があります。3本目で大きくなる個体もあるでしょう。また蛹体重も乾燥が進んだりすると少し落ちますので、この辺は定量的に量る方法がないので致し方ないこととご理解下さい。

還元率は、幼虫最大体重が40gで蛹体重が30gあれば還元率75%(30g÷40g)としています。その昔まだ80mmで凄いと言われていた時代、私は川西しかやっていませんでしたが、蛹体重23gが必要で、幼虫体重30gあれば可能性がありました。これで還元率77%と私の中では1つの基準になっています。

そうこうするうちにオオクワの大型化が進み、35gオーバーの幼虫も珍しくなくなりましたが、うちで言えば、35g台だと良くて蛹体重は27g台、これも77%、今でも上限は暴れで体重でも落としてないな限り80%を超えることはないと見ています。

全般的には幼虫体重が増えると還元率が悪くなる傾向があります。幼虫体重30g前後だと余り還元率に大きな差異はありませんが、35gを超えると70%を切る個体も出てきます。

以前前蛹から蛹でどれくらい体重が落ちるか少々危険な検証をしたことがあります。蛹化直前と比較するとほんの薄皮1枚、1~2g落ちる程度でした。要するに前蛹時点で余計な糞・水分が全て排出され、蛹化の前後ではそれくらいの違いにしかなりません。そうすると還元率悪い個体は体重の糞・水分の比率が高く、栄養の吸収が進んでいない個体と推察できます。原因はいろいろ考えられますが、1つの理由に遺伝的に体質が弱い(栄養吸収が不十分)な個体の存在があると考えています。

私の中では蛹時点の還元率の幅は、65%~78%、幼虫体重が乗れば全般的に還元率は悪くなりますが、それでも72%以上は欲しい、そうすれば40gの幼虫でも蛹体重29gくらいになります。40gを超える幼虫で還元率が悪いと不全は少なくなるかもしれませんが、70%を切るような個体は、これはこれで欠陥の可能性もあると見ています。能勢だと42gの幼虫で28gの蛹が88mmというのは十分あり得ますが、これだと還元率が67%ので、私としては少し厳しい評価をします。

ただ、大型幼虫の還元率も年々良くなっているような気はします。5年も経たないうちに40gジャストの幼虫でもでも普通に30g以上の蛹が出てくるようになるかもしれません。今年は39.4gの幼虫から29.9gの蛹が出ましたが、他は70%強が多く、これがもう少し良くなれば不全はともかく、大型化が見込めると思っています。

参考までに、無事羽化しそうな個体で還元率がどうなったか昨シーズンも含めて開示します。川西はサンプル数が少ないですが、能勢は今年少し良くなった感じがします。
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