暴れについての私見

♀は温度を上げ始めて3週間、一部暴れっぽいのがいますが、これからでしょうね。少ないにこしたことはありませんが、ある程度は覚悟しています。書くこともないので今日は暴れについて自分なりに持っている見解を書きたいと思います。以前にも書いたネタですが、現時点で考えている内容を改めて整理しておきます。

暴れの発生原因としては居場所を変える行動がきっかけで、その要因としては、菌床の状態が悪い、周りに食べるものがない、蛹室を作る場所を探す等が考えられます。このが短期間で落ち着かず、居場所を変え続けるのが暴れですが、その際により動きやすくするために糞を排出する、これにより体重が落ちます。

1本目は食欲旺盛で、投入から2ケ月は幼虫も小さいため劣化も起こりにくく、結果的に食い上げてしまうとマットのように柔らかくなり、特に♂については食い上げて、多少動いても暴れのような状態にならないと見ています。問題は2本目以降ですが、これも菌糸瓶の状態が余程悪いか、幼虫自身に問題がなければ、そうそう暴れは起こらないと見ています。ただ幼虫自身の問題を持つ個体が少なからずいます。

この幼虫自身の問題は、想定でしかありませんが、少なくとも瓶の上面にまで出てくるような個体、交換しても落ち着かない個体は、幼虫として欠陥があると見ています。言い方は適切ではありませんが、障害を抱えているような感じ、エサも上手く食べられず、また身体を上手く動かせない、それによって自分の居場所(或いは蛹室)を上手く作れない、そこに瓶内の劣化や乾燥が加わって、暴れの状態を作ってしまうのだと考えています。

暴れが起こると簡単に5g以上体重を落としますが、35g以上の個体は糞1つで1gありますから、それくらいは簡単に落ちるでしょう。なので運動によって落ちる部分は少しだと思っています。暴れによって大きさを期待出来なくなるという話はよく聞きますが、私はそうは思っていません。そういう縮んだように見える個体は、元々正常に栄養を吸収出来ていなかった個体だったと見ています。

そういう個体は例えば2本目に暴れて菌糸瓶を交換しても余り食べてないケースが多いのではないでしょうか。勿論それが全てではなく、正常な個体が暴れるケースもあります。そういう個体は暴れの時期にもよりますが、早めに交換して落ち着いてくれれば、そう大きなマイナスにならないと思っています。まあ、そもそも正常で、元気な個体はそもそもそういう状態に陥りにくい、その逆に欠陥があっても暴れないのもいますけどね。

スタートは少し遅らせます

ゴルフの方は練習だけは行ってますが、相変わらずです。ひと言で言うと身体を柔らかく使えていません。ヘッドが遅れたり、引っ掛けが少なからずでます。こう打ちたいというのはあるんですけどねえ。それが続かないので少しフォームを小さくしました。3月末にコンペがあるので、それまでには何とかするつもりです。アプローチの練習にも時間をかけてますが、道具にも頼ってしまい、SWを56度から60度にしました。こういう奴です。少しでも安心感をと思っています。
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さて、クワ関連はこの時期は流石にやることがない、書けることも余りないですね。今年は種♀を起こすのも少し時期をずらしました。いつもなら2月頭くらいから少し温度を上げ始めるのですが、余り早く起こすのもどうかと、6~7月をピークにもっていかないといけないし、今年は極端な暖冬、3月スタートでもいいかなと思っています。

まあ、早いものでも産卵セットはGW明けぐらい、私の場合1ラインでそんなに数は採らないので長くても1週間、そうすると割り出しの1ケ月前で十分、産みの悪いのは別ですけどね。早ければ4月上旬から産卵セットを準備しますが、ペアリングのピークは、4月下旬からGW明けになると想定しています。

いつも採卵には苦労していますので、今年は早めにまとめてセットするつもりです。今までは採れ過ぎも困るので、第一陣、第二陣の状況を見てからセットしていましたが、どうもペアリングから余り時間をおいても結果が良くない、以前はエサ食いが上がらなくて多少余裕を見ていましたが、最近そういうケースも少ないし、4月以降に一気呵成にやれればと思っています。

温度は低くても

異動後の仕事は、だいたい把握しました。想定外の内容もありましたが、何をやっているかは、まあ見ればわかります。私の場合担当としての仕事が長かったし、前の職場でもやってたし、データとアウトプットを見れば整理はつきます。システムもやってきて業務もそれなりにわかっているので、データをじっくり見れば整理は早いです。あとは来年度どうするかですね。前任者と同じでは価値がないので、4月になったら周りの意見も聞きながら方針を決めたいと思います。

クワの方は♀を蛹化促進温度までもってきました。元々16度で管理をしていて、1月20日頃に18度、1月中に19度、2月頭に22度、昨日から25度にしています。あとは週中に1度下げて、26~7度を10日ほど、あとは25度くらいにしますが、途中セミ化対策で27度を少し入れます。昨年はこれでそんなに問題なく早々に羽化してくれました。これがもう1ケ月早く温度を上げるならもうちょっと高めにする必要があります。

私の温度管理は一般的なブリーダーと比べると温度は低めです。♂は前にもお話した通り、2本目スタートの時点で21~2度、そこから11月中には20度、12月には19度、1月交換前には18度にしています。そして3本目スタート時には15~6度にします。♀は2本返しなので交換直後は同じ21~2度ですが、11月には15~6度にします。

これが良いかどうかはまだどうこう言える状況にはありませんが、基本的に温度で大きくなるといういう考え方はしていません。今年うちでも45gは出ていますし、大きくなるかは血統と菌糸瓶の状態の方が圧倒的に大きい、特に血統でしょう。今年の川西を見る限り、温度が低いから能勢が大きくなっていないというのは言えないと思います。

菌糸瓶の状態を考えるなら、低い方がまだ良いかなと思っています。それと虫家を使っているので酸素濃度を考えると温度が低い方が虫にとって環境がベターだと思っています。ただ皆さんが気にされるほど、クワガタには酸素濃度の影響は高くないと思っています。

所詮は変温動物、いくら換気をしても菌糸瓶の底は最低でも2~3%は落ちます。下手をすればそれ以上でしょう。16度くらいに下げてしまうと、キノコも出にくいし、酸素濃度も家中とほとんど変わりません。上手くいけば虫部屋で換気に気をつけている人より条件は良くなる可能性があると思っています。温度を下げても食べるなら、まあ、ベターかなと思っています。

今年もクイックル

今日から♀の温度を上げています。以前にもお話した通り来シーズンに向け虫家を空けないといけません。前は正月明けから温度を上げていましたが、これだとなかなかスイッチが入らない個体が出る、単純に期間不足だと思っています。昨年辺りから2月に変えたところ、スイッチの入り方がかなり良くなりました。11月から温度は16度に下げてあります。冬20度でも春先なら羽化はしてくれるようなので、単純に温度を下げればよいというわけではないと思います。

♂の方は、これも例年通りクイックルワイパーともう1種類別のものを挟み、交換直後から16度設定にしています。ワイパーの目的は主に保湿とハエ対策です。最終瓶は3ケ月を超えるとかなり上面が乾燥しますが、これをかなり抑えることが出来ます。問題は水分過多による酸欠ですが、これまでそういった影響は見られません。
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ワイパーは抗菌仕様になっていますが、私が見る限り、菌床には影響が無い一方でカビには効果があるように感じています。実際菌床は、ワイパーの中まで侵襲します。めくってみると既にくっついています。ここから子実体は出ますので、気なる方はどこかで交換するのも方法かもしれませんが、蓋の上にキノコガ出るような事態にならなければ、私は問題ないと思っています。

あと最後暴れて幼虫が上に出てくると、ワイパーに巻かれる心配はありますが、上に出てくるような個体は大きくならないし、無事羽化あうあやしい、大暴れした時は私も対策を打ちますが、今のところそれで★になった個体はなく、自分としてはプラスにしかなっていないと判断しているので、このように続けているわけです。